車を運転していると必ず見るメーター類ですが、その周辺の見た目が悪くなってくると楽しい運転もなんだかつまらなくなってくるもので、なんとかしたいと思っていました
とくにダッシュボード周りは目につくのでリメイクしてよかったと思っています
この記事では、メーターフードのリメイク作業について書いていきます
ダッシュボードは作業が多いのでまた別の記事で書こうと思います
1.メーターフードの取り外し
それではメーターフードの取り外していきましょう
メーターフードを取り外すためにメーター下部のパネルとコラムスイッチカバーを取り外さないといけません
まずは、黒い丸の部分のネジをプラスドライバーで外します
シートを一番後ろまで下げたほうが作業しやすいですよ(‘ω’)ノ
ネジを2か所外したら、赤い丸の部分の裏面にツメがあるので手探りでツメを探し下から押し上げるようにしてツメを外します
ツメが外れたら下側へ引き抜くようにして外します
古い車なのでプラスチックが経年劣化で折れたり割れたりするので慎重に作業してください
ネジの受け側(キャッチ)部分が無いなんてのはよくあります
私の車も左側のネジは受け部分が無くなっているので右側だけで固定されています
画像の上側がシート側になります
これは、赤丸部分4か所がネジで固定されています
これもプラスドライバーで外します(2か所だけ違う種類のネジが使用されているので取り外した際は位置がわかるようにしておきましょう)
メーター側の2か所が違う種類だったと思いますが、私はわからなくなってしまったので(;^ω^)
ネジが外れたらカバーの取り外しです、これが少々厄介で上下が分割するようになっていますが、カバー両側のツメを外してキーシリンダーから抜くように取り外します
下側のカバーにツメがついているので指で押さえながら下側へ抜くように外します
コラムカバーが外れたらいよいよメーターフードを取り外します
メターフードは両サイドの下部がネジで固定されているのでコレを外します
ネジが外れたらメーターフードを手前に引き抜けば取り外し完了です
赤丸のピンで留まっているので引き抜くときは力を加えないとなかなか外れません
今後の作業を考えて、私はピンをペンチで少し潰して外しやすくしておきました
潰しすぎるとグラグラになるのでほどほどに(‘ω’)ノ
ちなみに私のやり方の場合、リメイク後はフード下部のネジは取り付けれなくなってしまうのでピンのみの固定となってしまいます
2.メーターフードへスウェード調シート貼り付け
スウェード調シートの貼り付け作業に入ります
今回使用するシートは妻に楽天で購入してもらいました(スーパーセール中だったかな?)
裏面に糊が着いているタイプです
ブラウン系が欲しかったのですが妻に却下されました
我が家の財務省は審査が厳しいのです
というわけでブラックになりました
まずはフードを中性洗剤で洗います
油分がついていると粘着が弱くなるのでしっかり洗って乾かしましょう
塗装する場合も同様にしっかり洗って乾かします
シートをフードより一回り大きくカットします
引っ張ればシートは伸びますが余裕があったほうが作業中に失敗しても手直しができます
フードの真ん中下部でシートが繋がるように貼り付けます
コラムカバーで隠れる部分なので少々粗があっても目立ちません
シワにならないように気をつけながら少しづつ貼り付けます
糊が着いているので作業中に何度もシートくっつきます
くっついては剥がしくっついては剥がしの連続でした
ただそんなに強力な糊ではなかったので根気よく作業すればシートはそこまでグチャグチャになりません
逆に、スプレー糊を吹き付けながら作業すると張り直しがきかなくなりそうなので糊付きでよかったと思っています
気泡が入らないようにシートを伸ばしながら曲面へ貼り付けます
テンションを加えながら貼り付けるので気泡部分をあとからカッターなどで処理しようとするとそこから裂けてしまう恐れがあります(気泡とシワは無いのがベストです)
極端に言えば、目で見える部分や視界に入る部分がキレイに仕上がっていればいいかなと思います
私は、見えない部分もなるべくキレイに仕上げたいタイプなので貼り付けに3時間くらい掛かりました
初めての作業でしたので(;^ω^)
下部のへこんだ部分が一番苦労しました
どうしても浮いてきてしまう部分(画像の赤丸)があって、ドライヤーで温めながらやってもダメでした
ここは妥協しました(コラムカバーで隠れる部分なので)
※貼り付けから1か月ほど経過するとやはりこの部分は浮いてきましたね
合わせ目の処理にはスプレー糊を使用しました
ここが剝がれてしまうとダメなのでしっかりと接着します
初めてにしてはなかなかキレイにできたと思います(`・ω・´)
それでは取り付けにかかります
3.メーターフード取り付け
取り外したのとは逆の手順で取り付けていきます
シートの貼り付けでフード下部のネジ穴は塞いでいるのでそこはネジ止めはしません
フードの3か所にあるピンのみで固定します
ピンをペンチで潰している場合はここで固定具合を確認します
フードの固定が確認出来たらコラムカバーを取り付けます
上下から挟み込むようにしてキーシリンダーを穴にはめ込み、ツメが掛かったのを確認してネジで固定します
完成です
個人的に高級感が漂う感じで納得の仕上がりです(*´▽`*)
塗装が剥げてお世辞にもキレイとは言えないものでしたが・・・
なんといううことでしょう♬
剥げていた塗装が目立っていたフードがまるで欧州の高級車のようです(*´ω`*)
4.さいごに
今回は、メーターフードのリメイク作業の記事でした
古い車に共通することだと思いますが、経年による内装や外装の傷みは多かれ少なかれあるものです
この記事が誰かの参考になれば幸いです
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